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ごみ焼却廃熱ボイラー
ごみ処理施設では、ごみ処理が主体であることから年間を通じて、どのような運転モードで効率よく運転するかが課題です。
そのため、ごみ処理場の運転は、ごみ質を高質、低質、基準状態に分け、負荷率、稼働率などを十分考慮して運転モードを検討し運転されています。
その結果、省エネルギーで大きな成果を挙げておられる、和歌山県橋本市の橋本周辺広域ごみ処理場があります。
ごみ焼却の際、発生する熱を有効活用する目的で、当社の水管式廃熱ボイラWA-460型をご採用いただきました。
平成21年より運用され5年になりますが、このボイラーからの発生蒸気による発電などで、すばらしい省エネ運転を実現されました。

【 橋本周辺広域ごみ処理場全景 】

よしみね水管式廃熱ボイラ  WA-460型×2基

ボイラ仕様

ボイラ型式 よしみね水管式廃熱ボイラ WA-460型
(二胴自然循環式水管ボイラー)
数量 2 基
最高使用圧力 2.60 MPa
常用圧力 2.15 MPa
蒸気温度 300  ±10℃
給水温度 144 ℃
使用燃料 可燃ごみ(基準ごみ)
最大蒸発量 5,300 kg/h(基準ごみ)
入口排ガス量 13,199 m3N/h(基準ごみ)
入口排ガス温度 950℃
出口排ガス温度 306℃

当社のごみ処理場向けWA型廃熱ボイラは、昭和46年に海外初となる第1号基をフィリピン向け2,500kWの発電用 ごみ焼却ボイラーを納入以来、国内外に46基納めています。同ごみ処理場の大型廃熱ボイラーの納入は、42基目と43基目にあたります。

【 中央制御室 】

【 蒸気タービン発電機 】

施設見学会
 

平成26年7月18日、橋本周辺広域ごみ処理場の定期検査の期間に、毎年恒例となっている(新卒内定者の)
ボイラ見学会として、ごみ処理施設とボイラー設備を今回、特別に見学させていただきました。
当社のボイラー設備や、蒸気を利用した蒸気タービン発電設備のごみ処理場での実施運用を具体的に知ることができました。

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