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バイオエタノールについて
大阪府堺市のバイオエタノール・ジャパン・関西株式会社殿にて、バイオエタノール製造施設のボイラ発電設備が完成しました。
バイオエタノールとは、サトウキビやとうもろこし・廃木材などのバイオマスを発酵・蒸留して生産されるエタノールの事で、エネルギー源としての将来性が期待されています。
バイオエタノール・ジャパン・関西株式会社殿は、建設廃材等からエタノールを抽出して、自動車やボイラ等の燃料として利用する会社であり、木質系バイオエタノールの商業生産は、世界初となります。また、環境省の「地球温暖化対策ビジネスモデルインキュベーター事業」に採択されております。
本ボイラは、製造施設にとって必要不可欠な設備で、製造施設全体の発電量をまかない、蒸気や温風は工場内でも使用します。

ボイラ仕様及び運転データ表

ボイラ型式 2胴自然循環式 よしみね H-400型
燃焼方式 順送式摺動ストーカー
燃料 16.201kJ/kg (LHV)
蒸発量 14.11 t/h
蒸気圧力 2.94 MPaG(Nor)
蒸気温度 400 ± 10 ℃
発電量 1,950kW
項 目 単位 計画値 運転値
NOx(O2=12%換算) ppm 100> 57
SOx(O2=12%換算) ppm 55> 0.5未満
HCL ppm 50> 0.5未満
ばいじん量(O2=12%換算) g/Nm³ 0.04> 0.002未満
ダイオキシン濃度 ng-TEQ/Nm³ 0.1> 0.0043

BTGの設備フロー図

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