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2008年度「新エネ大賞(経済産業大臣賞)」について
北海道網走郡の津別単板協同組合殿が、2008年度の「新エネ大賞(経済産業大臣賞)」を受賞されました。
津別単板協同組合殿は、道内のカラマツ、トドマツなどの人工林材を原料として合板用の単板を製造している会社であり、産業廃棄物及び化石燃料を削減し、工場の熱・電気エネルギーのほぼ全量を供給する目的で木質バイオマスを燃料とした当社のボイラを採用頂きました。
組合4工場に熱・電供給を行い、平成19年度実績で69,000tのCO2削減を実現されました。

ボイラ仕様及び運転データ表

ボイラ型式 2胴自然循環式 よしみねH-1800型
燃焼方式 空気散布式トラベリングストーカー
燃料 木屑  11.93 MJ/kg (LHV)
蒸発量 70 t/h
蒸気圧力 5.98 MPaG
蒸気温度 455 ±10 ゜C
発電量 4,700 kW
項 目 単位 計画値 運転値
ボイラ総合効率 % 85 85
NOx ppm 250> 69
SOx ppm 40.5> 10未満
ばいじん量 g/Nm³ 0.078> 0.01未満
2009年度「新エネ百選」(経済産業省)に選ばれました
北海道網走郡の津別単板協同組合殿が、2009年から始められた日本初の「新エネ百選」(経済産業省)に選ばれました。

新エネルギー導入の取り組み

内 容 平成18年度に4,700kWの木質バイオマス燃料によるコージェネレーション設備を導入。合板工場に熱電供給を行っている。地元林業関係業者が連携した木質バイオマスによる地産地消型のエネルギー利用である。
特 長 木質バイオマスによるコージェネレーション設備は
北海道の厳寒地域では初の試み
導入先 工場
主な設備 木質バイオマスコージェネレーション設備
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