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バイオマス有効利用設備(高効率ダイオキシン除去システム)
福岡臨海地区の箱崎ユーティリティ株式会社殿にて、木屑チップを燃料としたボイラが完成致しました。
箱崎ユーティリティ株式会社殿は、箱崎食品コンビナートに蒸気・電気などのユーティリティを供給する会社であり、24時間連続運転・年間320日運転を可能にするよう計画されました。
また環境にも配慮し、排ガスおよび灰から出るダイオキシンに対して、高い除去効率を有するよう、排ガス系にはバグフィルター、灰系には熱分解処理炉を併設しました。

ボイラ仕様及び運転データ表

ボイラ型式 2胴自然循環式 よしみねH-1000型
燃焼方式 空気散布式トラベリングストーカー
燃料 木屑チップ 13.18 MJ/kg(LHV)
蒸発量 29.01 t//h
蒸気圧力 1.25 MPaG
蒸気温度 220 ±9 ゜C
項 目 単位 計画値 運転値
ボイラ仕様 ボイラ総合効率 % 84 84
排ガス関係 ダスト濃度 g/Nm³(O2=6%) 0.05> 0.001未満
硫黄酸化物濃度 ppm(O2=6%) - 51
窒素酸化物濃度 ppm(O2=6%) 200> 190
ダイオキシン類濃度毒性等量 ng-TEQ/Nm³(O2 = 12%) 0.1> 0.00072
主灰関係 ダイオキシン類濃度毒性等量 ng-TEQ/Nm³ 0.3> 0.01
飛灰関係 ダイオキシン類濃度毒性等量 ng-TEQ/Nm³ 0.3> 0.01

概略フロー図

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